ゾンビVS.チアガール
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s t o r y
その昔、ナチスの秘密実験により開発されたゾンビ薬品。
完成はしたものの多くの犠牲者が出たことは、ナチスからアメリカに研究機関が移されても変わらなかった。そこで関係者は、薬品を山奥へ廃棄することを決定。人知れず作業は行われ、ゾンビ薬品は永遠に闇へ葬られたかに思われた。
しかし60年後、1匹の野ネズミがこの薬品液の中に溺れゾンビネズミとなり、あるキャンプ場へ紛れ込む。そのキャンプ場では、チアガールたちが合宿を行っていたのだが。。。
c o m m e n t
出た!ついに出てしまった!!★×0つの零点作品!!!
はたしてこれを映画と呼んでいいものか、それほどの低クオリティー。
まずはオープニングより。
ゾンビ薬品が開発されてからゾンビネズミ誕生までのくだりを、今のご時勢に再現ドラマなし、アニメなし、CGなしのヘボい紙芝居処理とは!(あえて例えるなら日本のTVドラマ『TRICK』のオープニング風ですが、ヘタクソな静止イラスト、場違いなBGMに比較にもなりません)
開始数分でたち込めた暗雲をさらに増殖させるかのごとく続くダサいタイトルクレジット。
いくらホラーやスプラッタ作品でも、最近の配給会社や制作会社のクレジットって結構凝ってるモンですよ!(この時点で見限る人がほとんどでしょう)
そして、トドメとばかりの画像&音声。
今なら市販のデジカメですら、豊富な機能を使って、もう少しまともな雰囲気のある映像が撮れるって!一応、ホラー(スプラッタ)作品なのに、全体的に画面明るすぎ。陰影もないし、音響効果などもへったくれもありません。ここまでくると嘲笑さえ出ず、ただただ閉口。わずか視聴開始10数分にして、心には完全に痛恨の念しか浮かびませんでした‥‥。
それでも最後まで観続けましたが、もはや真面目に書くのがバカバカしい。
△ゾンビネズミ ⇒ ヌイグルミ即バレです。それに襲われるシーンはただのパントマイム。一人芝居の大道芸です。
△ゾンビメイク ⇒ ねずみ色のメイクを施しただけって、ただの顔色が悪い人じゃん。とにかく画面が明るいので、雰囲気なし!
△対決シーン ⇒ タイトルで「VS」なんて付くほど、戦いませんよ!
△スプラッタシーン ⇒ 白いゴム(たぶん腸のイメージ?)を顔色の悪い人がひたすら齧るだけ。到底臓物には見えない着色されたゴムのカスが飛び散るだけ。血しぶきも着色水丸出し。
△エロ要素 ⇒ 一番心外なのが、ここまでチープな作品なのに、ホラー(スプラッタ)作品の定番であるエロシーンが皆無なこと。もはや救いようなし!‥‥ただし女性陣のレベルもまた、目も当てられないほど ドイヒー なんですが。(ただ胸がデカくてムチムチしてれば男は喜ぶと思うなよ!)それでいて、せいぜい OPPAI ポロリを数回程度とは。一体何がしたいんだ!?
ネットで調べたら、このレーベルは吹替えに一聴の価値ありとのことなので、わざわざ観返したけど、この吹替えもまぁバカバカしい。頼むから時間を返して下さいと、心から思うのでした。
ズバリ、これは決して映画ではありません。どこかの五流映画専門学校の落ちこぼれ生徒が、おふざけで作った卒業制作くらいにお考え下さい。所詮はその程度のシロモノです。
(ああ、そうですよ!どーせパッケージで騙されましたサ!)
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原題: ZOMBIE CHEERLEADING CAMP
監督: ジョン・フィーバー
公開: 劇場公開なし(日本) / 時間: 80分
製作: アメリカ(2007)
キーワード:これは映画とは呼べない、クソ作品、クソ映画、時間の無駄、ゾンビ、ホラー、零点
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