ディセント

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s t o r y

1年前、自らの不注意による交通事故で愛娘を亡くしたサラ（シャウナ・マクドナルド）。

塞ぎがちになった彼女を心配し、姉御肌でしきり屋のジュノ（ナタリー・メンドーサ）が中心となってかつての冒険仲間が集められ、アメリカ・アパラチア山脈のある洞窟を探検することになった。

最初は意気揚々と探検を楽しみ余裕の彼女たちだったが、不慮の落盤事故によって洞窟内に閉じ込められることになり。。。

c o m m e n t

冒頭から語弊を恐れずに言えば、女性の友情ってなんでこうウソ臭く見えるんだろう。この作品を見て、まずはそれを思いました。

作品は探検に繰り出した女性グループが未知の洞窟内に閉じ込められ、そこで凶暴な地底人に襲われるというホラーものです。

当然、地底人の襲撃によって血しぶき飛び交う残虐なシーンも含まれるわけですが、実はそんな地底人なんかよりも、人間（特に女性）のメンタルが一番怖い（脆い）！というのが深層部分にあるテーマです。

主人公のサラは交通事故で愛娘を失って以来、少々心のバランスを崩しかけています。ただ、久々に再会した仲良しグループの中でも、どうも気を許しきれていない。そのギクシャクとした感じが、見てるこちらにも筒抜けです。

はい、イキってますねー。しかしこれが残虐な地底人にかかると‥‥。

まさにシムラー！うしろー！の図。実際のところ暗視カメラの演出はマジ怖い。

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原題： The Descent

監督： ニール・マーシャル

公開： 2006年（日本）　／　時間： 99分

製作： イギリス（2005）

キーワード：ホラー、パニック、スプラッタ、グロい、地底人、醜い友情、予告動画あり