弾突 DANTOTSU
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s t o r y
コネティカット州ブリッジポート。地元警察の刑事マシュー・コナー(スティーヴン・セガール)は酒とギャンブルに溺れ、娘ベッキーの教育資金にまで手を出して家庭を崩壊させた挙げ句、押収した麻薬組織の売上金の横領に加担した罪を着せられて懲戒免職となっていた。
ある晩、いつもの如くギャンブルで大負けしたマシューは、カジノの駐車場で揉めていると、謎の男ブルーとその手下の襲撃を受ける。ブルーに廃劇場へ連れてこられたマシューは素性不明の老人から、借金を肩代わりする代わりに、法で裁けぬ犯罪者の暗殺の仕事を依頼される。
渋々ながら引き受けたマシューは、イタリアン・マフィアのブルーノ、チャイニーズ・マフィアのリンと次々に仕留め、3人目の標的を告げられるのだがその人物とは。。。
まあ、ある程度観進めたら黒幕は読めました。
根っからの職人気質で正義感あふれる警官は、だいたいスケープゴートにされるもの。セガ男(セガールの旦那)の派手な荒れっぷりは、なかなか見ごたえがあります。
いくらセガ男が、かつて特殊部隊の暗殺チームに所属した伝説の暗殺者であったとしても(ハイハイ出ました、この設定!『沈黙』シリーズを飛び越えて、もはやどの映画でもセガ男=元!特殊部隊!ナンダナー)、あれだけ顔丸出しで正面から堂々とマフィアのボスを消しに行って、なんで組織の反撃を食らわないのか。
素性や住所なんかすぐ調べられて、報復に遭いそうなのに。もしくは別れた女房や愛娘を攫うとか。セガ男の威光がすごいのか、はたまた組織がアホ過ぎるのか。そこはちょっと現実的ではなかったね。
ちなみに、謎の老人には『エイリアン』シリーズのビショップことランス・ヘンリクセン。この人の顔、本当覚えやすいわー。そして(アンドロイド顔が)わりと好き。小川真司氏の声も合ってたな。
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原題: Pistol Whipped
監督: ロエル・レイネ / 脚本: J・D・ザイク
製作: アルウィン・ハイト・カシュナー、スティーヴン・セガール
公開: 2008年(日本) / 時間: 100分
製作: アメリカ(2008)
キーワード:アクション、サスペンス、刑事、合気道、銃、犯罪者、スティーヴン・セガール、ランス・ヘンリクセン、テレビ東京(午後のロードショー)、吹替え、大塚明夫、小川真司
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