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デビル

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s t o r y

5年前のひき逃げ事故で妻子を亡くした刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)はアルコール依存症に陥り、断酒会に参加しながら職場復帰を果たすも、心の葛藤はまだ乗り越えられていなかった。

ある日、高層ビルから男が墜落死する。現場を検証したボーデンは自殺と判断しつつも遺体や状況に違和感を覚え、実際の現場である別の高層ビルに辿り着く。

一方その頃、そのビルのエレベーターにセールスマン、若い女、老女、新人警備員、元海兵隊の5人の男女が偶然乗り合わせるが、動き出したエレベーターが突然停止し、5人は中に取り残されてしまう。。。

    

c o m m e n t

古き良きシャマラン節、復活か!?と胸躍った反面、観終わればなんとなく~どこかで観たような~既視感がモヤっと残ってしまいました。

しかも、シャマランは監督してないし(監督してないのにシャマランぽいってのも、なんだか監督がかわいそうな気が)。。

   

シャマランの名作(僕は好き!)『サイン』のテーマが、ズバリこれかと。

物事ってのは神のお導きで必ず何らかの意味があり、たとえ善いことだろうと悪いことだろうと、それが折り重なって僕らは生きておりますのよって感じ。

正直、日本人の宗教観だとあんまりついていけないけどね。(『サイン』の時は、まるでパズルのピースがはめ込まれていくような、そんな伏線回収の妙、スッキリ感がすごかったんだけどねー。その辺がやはり二匹目のドジョウなのかしら)

   

エレベーターに取り残された5人は、それぞれ悪事を働き、それを隠している。

そしてその中に、主人公の刑事の妻子をひき逃げした犯人も、いる。

誰がどんな悪事をし、ひき逃げ犯は誰なのか。

(数人の可哀そうな巻き込まれ死亡者を出しつつ)密室の中の5人とそれを見つめる1人の、心の混乱と葛藤がスリリングに展開していきます。

   

そこからの、、悪いことした人は必ず罰を受ける!

だから赦してあげましょう! 、、と着地になるわけです。

  

そりゃあこの映画のように、目の前でクソ人間が酷い目に遭ってくれれば、僕もきっと赦せるのかなあ。でも、世の中ってそうそう都合よくいかないから。

‥‥歩きタバコしてるバカに心からの不幸を!

‥‥夜中に爆音立ててイキるだけの田舎っペ暴走族は事故ってタヒね!

どこかで絶対不幸を被っててほしいと、毎日そんなことを思いながら過ごしてるんだけどね、結局は世間を気にしないバカ者どもに翻弄されてしまうわけで。

喫煙者の宝くじ当選率は嫌煙者より低い!なんてデータがない限りは、どうしても紙   



amazonプライム(PC)にて。字幕


そこにキリスト教の宗教観が入ってきて、なんだか日本人には少し窮屈な印象かな。

悪い人は必ず罰を受ける。結局、その一言に集約。

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